2010年1月15日金曜日

なぜ廃食油の回収?

1月14日昨日、午後2時から3時まで廃食油の回収を行いました。
今回は、旅館などの他にも一般の方で「期限が切れたので」
とか「ペットボトルに集めておいたので」
とか協力を頂き、307リットルの廃食油が集まりました。
油を流してしまうと、数百倍の水がないと
浄化することが出来ません。
使用済み油は、回収してBDFとてう燃料に生まれ変わります。
現在主力となっている化石燃料によるエネルギーはいずれは
枯渇する有限の資源です。化石燃料や原子力エネルギーには
環境への影響などに大きな問題があります。
BDF燃料(バイオディーゼル燃料)の特徴は
1.  二酸化炭素排出量ゼロカウント
再生可能なエネルギーであるため、
地球温暖化防止協定上CO2排出量は、
ゼロカウントとされます。
2. 排ガス中の黒鉛が3分の1。
3. 硫黄酸化物はほとんどなし。
4. 市販のディーゼル車に使用可能。
5. 軽油と同等の燃費と走行性。
6. 100%使用であれば、軽油引取税は対象外。
などがあります。
そしてまた、これに関連して
菜の花の栽培も行われています。
5月には、休耕田で菜の花の観賞が出来、
菜の花の料理も出来ます。
7月には、菜種を収穫して、菜種油が出来ます
これは、やがて猿ヶ京温泉の特産物になると思います。
大きく見れば、廃食油の回収は
地球温暖化の防止や猿ヶ京温泉の活性化と
つながっています。
是非、少量の廃食油でもかまいませんので
参加していただきたいと思います。
次回は、3月中ごろに行う予定でいますので
よろしくお願いいたします。

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